【見通し】（東京市場 株式） 高寄り後は前日同様に薄商いで小動きか
2014年08月14日 08:21
東京市場は買い優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15150円－15350円。米株高や先物価格を踏まえて、寄り付きは15300円付近での推移が想定される。8時50分に発表される6月機械受注が市場予想を上回れば、買いに弾みが付く可能性もあるが、前日の動向を踏まえるとお盆休み入りで薄商いが続くとみられ、高寄り後は小動きとなりそうだ。ミクシィを柱にゲーム関連株に短期資金が流入しているが、グリーの減益決算をきっかけに関連銘柄内での選別物色が加速するだろう。
13日のNY株式相場は反発。米小売売上高が前月比横ばいにとどまり、米早期利上げ期待が後退したことが好感された。ダウ平均は前営業日比91.26ドル高の16651.80ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比44.87ポイント高の4434.13ポイント、S&P500は前営業日比12.97ポイント高の1946.72ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べ85円高の15305円、ドル建ては90円高の15310円で終えた。
