【見通し】(東京市場 株式) 買い優勢の展開 FOMC早期利上げ観測後退でリスクマネーの流入に期待

2014年09月17日 08:30

東京市場は買い優勢の展開になりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15800円-16000円。FOMCで早期利上げ観測が後退したことから、海外からのリスクマネー流入が継続するとの期待が高まり、強含みの推移が想定される。日経平均は直近高値(15984円)や心理的節目である16000円回復が意識されるが、前日大幅高した指数の寄与度が高いソフトバンクに利益確定売りが出れば節目を前に伸び悩む展開も考えられる。後場にかけては、FOMCの結果発表を見極めたいとの思惑から商いが手控えられる可能性が高まり、小幅な値動きにとどまりそうだ。国内市場では経済指標に特に目立ったものはなく、決算発表ではツルハHDに注目。また、東証マザーズ市場に広告の効果測定システムや電子商取引(EC)関連のソフトウエアの企画・開発を手掛けるロックオン(3690)が新規上場する。
 
 
16日のNY株式相場は上昇。石油輸出国機構(OPEC)は来年の生産目標との発表で、原油相場が上昇し、エネルギー株相場をけん引した。ダウ平均は前営業日比100.83ドル高の17131.97ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比33.86ポイント高の4552.76ポイント、S&P500は前営業日比14.85ポイント高の1998.98ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べて50円高の15910円、ドル建ては90円高の15950円で終えた。
 
 
XEMarkets 口座開設