【見通し】(東京市場 株式) 買い優勢 買い一巡後はFOMC控え小動きか

2014年10月29日 08:20

東京市場は買い優勢の展開になりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15350円-15500円。
 
欧米株高を好感して朝方は買い戻しが入るとみている。世界的景気減速懸念の後退を受けてエネルギー株が上昇しており、東京市場でも同様の流れがみられるか注目したい。ADRでは軒並み上昇が目立つ中、昨日引け後に業績下方修正を発表したホンダが商いを伴って下落。自動車株では選別物色が一段と進みそうだ。後場にかけては、日本時間の30日3時に発表される米FOMCを前にポジション調整の動きからこう着感が強まる可能性がある。経済指標では8時50分に9月鉱工業生産が発表される。ザラ場中の企業決算では、13時の塩野義、川重、14時の田辺三菱、阪急阪神などが予定されている。
 
28日のNY株式相場は主要指数が揃って大幅高。良好な経済指標の発表や予想を上回る企業決算を受け、リスク回避の巻き戻しが起こった。ダウ平均は前営業日比187.81ドル高の17005.75ドルで終了した。NASDAQは前営業日比78.36ポイント高の4564.29ポイント、S&P500は前営業日比23.42ポイント高の1985.05ポイントで終了した。
 
円建てのCME225先物は日中終値と比べて100円高の15430円、ドル建ては135円高の15465円で終えた。
 
 
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