【見通し】(東京市場 株式) 買い優勢 米株高を好感し日経平均は年初来高値を更新か
2014年09月29日 08:33

東京市場は買い優勢の展開になりそうだ。日経平均株価の予想レンジは16300円-16450円。4-6月期GDP改定値の上方修正を好感して大幅上昇した米株市場を受けて、朝方から強含みの推移が想定される。主力大型株が指数のけん引役となり、日経平均は9月25日につけた年初来高値(16374.14円)を上回る可能性が高いとみる。ADRでは、エボラ熱患者にインフル薬を投与したと発表した富士フイルムの上昇が目立つ。企業決算ではしまむら(8227)の発表がある。
26日のNY株式相場は反発。エネルギー株とテクノロジー関連株を中心に大幅上昇となった。GDPが約2年ぶりの大きな伸びを示したことが好感された。ダウ平均は前営業日比167.35ドル高の17113.15ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比45.45ポイント高の4512.19ポイント、S&P500は前営業日比16.86ポイント高の1982.85ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べて95円高の16365円、ドル建ては125円高の16395円で終えた。

