【見通し】(東京市場 株式) 買い優勢 日経平均15500円回復に期待
2014年08月20日 08:02
東京市場は買い優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15400円-15550円。経済指標が軒並み改善し上昇した米株市場を受けて、朝方から強含みの推移が想定される。先物の清算値は心理的節目である15500円を回復しており、現物株もこの水準にサヤ寄せする形でこの値を中心とした推移となるだろう。ADRではソニーが上昇しており、ハイテク株への物色の手掛かり材料として期待される。8時50分に発表される7月貿易収支では、25カ月連続で赤字になる見込み。市場では織り込み済みで影響は限定的との見方が有力。小売や外食などにポジティブなニュースが散見されるため、内需関連株の動きに注目したい。
19日のNY株式相場は続伸。住宅指標が堅調だったことや物価が抑制されていることが好感された。ダウ平均は前営業日比80.85ドル高の16919.59ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比19.20ポイント高の4527.51ポイント、S&P500は前営業日比9.86ポイント高の1981.60ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べ70円高の15500円、ドル建ては70円高の15500円で終えた。