【見通し】(東京市場 株式) 買い優勢 円安進行を手掛かりに日経平均は25日線を回復するか
2014年10月06日 08:22

東京市場は買い優勢の展開になりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15800円-16000円。雇用統計の改善で米国市場は株高、ドル買いが進んでおり、景況感の改善期待から前週売り込まれた日本株も買戻しが入るとみる。特に為替市場は1ドル=109円台後半まで円が売られており、自動車株を中心に輸出関連株が指数のけん引役となることが期待される。日経平均は25日線(15892円)を挟んだ動きとなりそうだ。決算関連では、前週末に下方修正を発表したイオンやオンワードHDなどの動きが注目される。
3日のNY株式相場は上昇。9月非農業部門雇用者数と失業率は予想を上回った。失業率が6年ぶりの水準まで低下した。ダウ平均は前営業日比208.64ドル高の17009.69ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比45.43ポイント高の4475.62ポイント、S&P500は前営業日比21.73ポイント高の1967.90ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べて150円高の15910円、ドル建ては175円高の15935円で終えた。

