【見通し】(東京市場 株式) 米株安を受けて小安い展開 寄り付き前の5月雇用統計などに注目

2014年06月27日 08:19

東京市場は小安い展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15200円-15350円。米株市場の下落や為替市場でやや円高が進んでいることが重しとみられる。寄り付き前に発表される5月失業率・有効求人倍率や5月全国消費者物価指数が市場予想を下回る内容となれば、週末を控えていることも重なって手仕舞い売りが加速する可能性がある。外部環境などから本日も主力大型株に買いを入れにくい状況で中小型株優勢の相場が想定され、前日人気化した水素ステーション関連株のほか、1Q決算が出始める小売株などが注目を集めそうだ。
 
 26日のNY株式相場は反落。米セントルイス連銀総裁の発言を受けて、早期利上げへの警戒感が浮上したことが嫌気された。ダウ平均は前営業日比21.38ドル安の16846.13ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比0.71ポイント安の4379.05ポイント、S&P500は前営業日比2.31ポイント安の1957.22ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べ10円安の15310円、ドル建ては15円高の15335円で終えた。
 
 
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