【見通し】(東京市場 株式) 米株の高値更新を受けてリスクオンの展開

2014年06月23日 08:02

東京市場は買い優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15350円-15550円。米株市場で指数が軒並み史上最高値を更新したことを受けて、朝方の東京市場はリスクオンの流れから強含みの動きが想定される。ADRではソニーや三井住友が堅調な動きをみせており、主力株が相場のけん引役となって日経平均は15500円台をうかがう展開となりそうだ。10時45分に中国6月HSBC製造業PMIの発表があり、市場予想を上回る内容となれば警戒感の緩和からさらに上昇スピードが加速するだろう。
 
 20日のNY株式相場は上昇。FOMCを好感した相場が継続するなか、M&A報道なども後押しとなり買いが優勢となった。ダウ平均は前営業日比25.62ドル高の16947.08ドルで終了し、過去最高値を更新した。 NASDAQは前営業日比8.71ポイント高の4368.04ポイント、S&P500は前営業日比3.39ポイント高の1962.87ポイントで終了。S&P500は連日の過去最高値更新となった。 円建てのCME225先物は日中終値と比べ50円高の15430円、ドル建ては80円高の15460円で終えた。