【見通し】(東京市場 株式) 材料難で15000円を挟んだ小動きか
2014年06月04日 08:02

東京市場は小動きとなりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14950円-15050円。欧米市場は小幅安となったが、為替相場は1ドル=102円台半ばでの推移でCME225先物も底堅い動きをみせており、外部環境に目立った変化はない。日経平均は15000円の大台を維持できるかが焦点となるが、指数の寄与度が高い値がさ株や自動車株、日立を中心に買いが入っている電機株などの動きに注目したい。前日は2兆円を突破した東証1部の売買代金も相場の強さをはかるうえでの重要な指標となるだろう。
3日のNY株式相場は小幅安。手掛かり材料に乏しく、ECB理事会や米5月雇用統計などの発表を控え値動きは限られた。ダウ平均は前営業日比21.29ドル安の16722.34ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比3.12ポイント安の4234.08ポイント、S&P500は前営業日比0.73ポイント安の1924.24ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ30円高の15060円、ドル建ては35円高の15065円で終えた。
