【見通し】(東京市場 株式) 日経平均は10日続伸か 後場にかけては米FRB議長講演を控え様子見に
2014年08月22日 08:23

東京市場は買い優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15550円-15700円。米株価指数の高値更新を受けて、ポジティブな地合いが継続するとみる。日経平均は前日まで9日続伸で、10日続伸となれば1988年2月10~27日の13日続伸以来26年半ぶりの記録。主力株を中心とした物色で、7月31日に付けた高値(15759円)を目指す展開が想定される。後場にかけては、ジャクソンホールで開かれている年次経済シンポジウムで講演するイエレンFRB議長の発言を見極めたいとの見方から、商いを手控える動きが強まりそうだ。
21日のNY株式相場は上昇。イエレンFRB議長の講演を翌日に控えるなか、この日発表された経済指標が軒並み好調な結果となったことを好感した。ダウ平均は前営業日比60.36ドル高の17039.49ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比5.62ポイント高の4532.11ポイントで終了し、年初来高値を更新した。S&P500は前営業日比5.86ポイント高の1992.37ポイントで終了し、過去最高値を更新した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べ100円高の15650円、ドル建ては105円高の15655円で終えた。

