【見通し】(東京市場 株式) 小安い展開 寄り付き前の4-6月期GDPに注目
2014年08月13日 08:03
東京市場は小安い展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15000円-15200円。外部環境に目立った変化がない中、8時50分に発表される4-6月期の国内総生産(GDP)速報値に注目が集まる。今回はGDP成長率の大幅な低下が見込まれており、市場予想の中心は前期比年率7.2%減となっている。この水準を大きくかい離する結果となれば、CME225先物の清算値(円建て:15115円)から上下に振れる寄り付きとなるだろう。ただ、予想値並みの着地となれば15100円付近でのもみ合いが続くとみる。
12日のNY株式相場は小幅に反落。手がかりに乏しく薄商いのなか、ウクライナ情勢の不透明感が嫌気された。ダウ平均は前営業日比9.44ドル安の16560.54ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比12.08ポイント安の4389.25ポイント、S&P500は前営業日比3.17ポイント安の1933.75ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べ35円安の15115円、ドル建ては25円高の15125円で終えた。