【見通し】(東京市場 株式) 小動き 地政学リスク後退を織り込んだ後は狭いレンジのもみ合いか

2014年08月12日 08:16

東京市場は小幅な値動きとなりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15000円-15200円。ウクライナ情勢の緊張感が若干和らいだものの、米株市場に目立った動きはなく、先物価格も前日日中終値(15130円)から大きく乖離していないだけに、小高く寄り付いた後は値幅の狭い展開が想定され、日経平均は節目の15000円と5日線(15124円)などを意識した動きとなりそうだ。経済指標は、8時50分に7月国内企業物価指数が発表される。
 
11日のNY株式相場は続伸。ウクライナ情勢をめぐる緊張が緩和されるとの期待を受けた。相場全体では小型株が相場の上昇を主導した。ダウ平均は前営業日比16.05ドル高の16569.98ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比30.43ポイント高の4401.33ポイント、S&P500は前営業日比5.33ポイント高の1936.92ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べ15円高の15145円、ドル建ては25円高の15155円で終えた。
 
 
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