【見通し】(東京市場 株式) 外部環境に目立った変化がなく小動きか

2014年09月08日 08:07

東京市場は小動きとなりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15600円-15800円。外部環境に目立った変化がなく、先物価格にサヤ寄せする形で寄り付きは小安い動きが想定される。その後は週末の9月限先物・オプションSQに向けて、先物主導で売買が活発化する可能性も考えられるが、週初ということもあってそれほど激しい値動きにはならないとみる。日経平均は短期的な下値支持線とみられる5日線(15643円)を意識した展開となりそうだ。経済指標では、寄り付き前に発表される7月国際収支や4-6月期GDP改定値、午後に予定されている8月景気ウォッチャー調査が注目される。
 
5日のNY株式相場は反発。米雇用統計が予想を下回ったことを受け、利上げを急がないとの見方が浮上し買いにつながった。ウクライナ情勢の緊張緩和も好感した。ダウ平均は前営業日比67.78ドル高の17137.36ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比20.61ポイント高の4582.90ポイント、S&P500は前営業日比10.06ポイント高の2007.71ポイントと、過去最高値を更新して終了した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べて5円安の15685円、ドル建ては5円安の15685円で終えた。
 
 
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