【見通し】(東京市場 株式) 売り優勢 朝安後は金融政策決定会合をにらんで様子見か

2014年10月07日 08:24

東京市場は売り優勢の展開になりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15750円-15900円。米株安に加え、金利低下を背景に円買い・ドル売りが広がっており、朝方はこの流れを受けて先物価格にサヤ寄せする形で軟調な推移が想定される。ただ、後場にかけては日銀の金融政策決定会合の結果を発表をにらんで様子見ムードが強まりそうだ。経済指標では、14時に8月景気動向指数が発表される。企業決算では、ローソンやJフロントなどに注目。また、家電見本市「CEATEC JAPAN」が今日から11日にかけて開催される。同イベント絡みでハイテク株の一角が動意付く可能性もあるだろう。
 
6日のNY株式相場は下落。パソコン製造大手のヒューレット・パッカードが分社するとの発表を受けたほか、小型株が売られたことも材料となった。ダウ平均は前営業日比17.78ドル安の16991.91ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比20.82ポイント安の4454.8ポイント、S&P500は前営業日比3.08ポイント安の1964.82ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べて160円安の15780円、ドル建ては125円高の15815円で終えた。
 
 
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