【見通し】(東京市場 株式) 売り優勢 押し目では権利取り狙いの買いが入るか

2014年09月24日 08:10

東京市場は売り優勢の展開になりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15950円-16100円。米ダウ平均が100ドル超の下落や先物価格などの動向を受けて、朝方から軟調な推移が想定される。日経平均は心理的節目である16000円を維持できるかが焦点となりそうだ。目立った買い材料はないものの、9月末の配当権利付き売買の最終日(25日)までは、押し目で権利取りを狙った買いが入るとみられるため、下値不安はそれほど大きくない。個別では、中間見通しが想定を上回ると伝わったアマダ、中間配当を増配する見通しの三菱電などが注目される。
 
 
23日のNY株式相場は下落。米政府が、企業の合併・買収などによる租税回避の動きに対応策を講じるとの報を受け、ヘルスケア関連株が下落した。ダウ平均は前営業日比116.81ドル安の17055.87ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比19.00ポイント安の4508.69ポイント、S&P500は前営業日比11.52ポイント安の1982.77ポイントで終了した 円建てのCME225先物は日中終値と比べて125円安の16035円、ドル建ては95円安の16065円で終えた。