【見通し】(東京市場 株式) 円高基調を受けて軟調な展開 日経平均は15000円を維持できるか

2014年08月07日 08:20

東京市場は売り優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15000円-15200円。米株市場は小動きにとどまったが、円相場が1ドル=102円前半まで上昇しており、輸出関連株を中心に朝方は軟調な推移が想定される。先物価格を勘案すると、日経平均は心理的節目である15000円を試す展開もあるだろう。オプションSQや日銀の金融政策決定会合といった重要イベントが明日に控えており、後場にかけては様子見ムードが強まるとみられる。経済指標では11時に7月都心オフィス空室率が発表される。ザラ場中の決算では、13時の清水建設や東レ、14時の住友不どが注目される。
 
 
6日のNY株式相場は小幅反発。欧州経済指標やウクライナ情勢、そして複数のM&A断念報道などを嫌気したがチャートポイントに支えられた。ダウ平均は前営業日比13.87ドル高の16443.34ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比2.22ポイント高の4355.05ポイント、S&P500は前営業日比0.03ポイント高の1920.24ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べ60円安の15080円、ドル建ては55円安の15085円で終えた。
 
 
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