【見通し】(アジアタイム 為替) 地政学的リスクに不透明感も東京休場で動意薄

2014年07月21日 08:09

先週末、マレーシア航空機撃墜から一夜空けたNY市場ではリスク回避ムードが後退し、売られていた通貨ペアは持ち直し、ドル円は101.35円前後、ユーロドルは1.3524ドル前後、ユーロ円は137.08円前後、豪ドル円は95.17円前後で週の取り引きを終えた。
 
週明けは、日本が海の日の祝日で東京市場が休場。市場参加者が限られ、動意が鈍く、明確な方向感のない状況が続きそうだ。ウクライナや中東の地政学リスクを材料とした動きはいったん落ち着いたが、不透明感は残されたままで、リスク回避の流れがいつ盛り返してもおかしくない。しかし東京休場のアジア市場では、インパクトの強い突発的なニュースが飛び込んでこない限り、動きにくい状態に終始しそうだ。
 
 
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