【ニュース】 日本海側にロケット弾=射程70キロの短距離18発-北朝鮮
2014年03月16日 21:58
韓国軍合同参謀本部は16日、北朝鮮軍が同日、日本海側にロケット弾とみられる飛しょう体18発を断続的に発射したと明らかにした。射程は短く、70キロ程度と推定される。
合同参謀本部によると、午後6時20分ごろから10分間にわたり10発、午後8時すぎに8発を発射。江原道・元山近くの葛麻半島から東に向けて発射したという。
韓国軍関係者は、ミサイルのような誘導装置がない自然落下式で、旧ソ連から導入した地対地ロケット「フロッグ」とみられると述べた。韓国軍は公海上に落下したと推定している。韓国軍は監視態勢を強化した。
発射は訓練の一環とみられ、現在、米韓軍が実施している野外機動訓練「フォール・イーグル」に対抗した可能性もある。【ソウル時事】