2014年03月21日 09:29

ケリー米国務長官とロシアのラブロフ外相は20日、ウクライナ情勢をめぐって電話会談した。ロシア外務省によると、ラブロフ外相は「クリミア半島のロシア編入決定は民意を反映したもので、住民投票の見直しはない」とロシアの立場を伝えた。米ロの制裁の応酬が議題となったかは不明。
ラブロフ外相はまた、ウクライナ南東部のロシア系住民が国粋主義者から「迫害」を受けていると主張。新政権に加わる民族主義政党「自由」や過激派「右派セクター」の反ロ活動を黙認すべきではないと強調した。【モスクワ時事】