【トレード・イメージ】ドル/円 下値を警戒、100円後半を死守できるか
2014年02月04日 20:22

ドル円は100.76円まで調整の円買い・ドル売りが続いた後、101円半ばまで反発したが、しっかりと戻す動きが確認出来ていない。調整一巡を示唆するものが見えない以上、スタンスとしては戻り売りが妥当。前日大幅安となったNY株式市場の動向次第で円高基調が後退する可能性はあるが、期待先行で円売りを仕掛けるような場面ではない。本日発表予定の米経済指標の注目度は低いものの、些細な材料でも円高・ドル安方向へ反応しやすいと思われるため、念のため警戒しておくべきか。
今後、さらに深押しした場合の下値めどは、200日移動平均線が推移する100.09円、昨年10月安値と直近高値の61.8%押しにあたる99.95円、
・想定レンジ上限
ドル円の上値のめどは本日これまでの高値である101.50円。その次は101.70-80円付近。
・想定レンジ下限
下値のめどは本日これまでの安値である100.76円。昨日も100.77円で下値が遮られたため、この水準を守り抜くなら、いったん円高圧力は後退しそうだ。
