【トレードイメージ】ユーロ ウクライナ問題背景にユーロ売り継続か
2014年07月24日 14:23
ユーロドルは昨日安値水準でもみ合いを続けている。ウクライナ問題を背景にユーロ安方向への流れは維持されているが、1.3450ドル付近のユーロ買いを消化できないまま、値動きがこう着している。本日発表される欧州各国のPMIでユーロ売りに弾みがつくことを期待したい。仏PMIは夏場にかけて失速しており、全体の結果の足を引っ張る可能性がある。各国のPMIが複数発表されるため強弱ミックスとなりやすく、方向感に寄与するか微妙だが、結果がどうであろうとユーロ売りスタンスを維持したい。戻りを売るか、下値を売るか臨機応変に。
・想定レンジ上限
ユーロドルの上値めどは1.3500ドル水準。先月からサポートとして意識されていたため、レジスタンスに転換しそうだ。ユーロ円は今週22日高値の137.34円がめど。
・想定レンジ下限
ユーロドルの下値めどは昨年7月安値と今年5月高値の半値押しとなる1.3373ドル。ユーロ円は2月4日安値の136.25円。あるいは136.00円の節目。