【トレードイメージ】ドル/円 FOMC経ても低ボラティリティは継続か

2014年06月18日 19:21

本日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明やイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の会見が注目される。
 具体的には、フィッシャーFRB副議長らが加わった後の政策金利見通しが手がかりとなるほか、第1四半期に米経済が縮小したことによる成長見通しの修正など、関心を向けるべき部分は多い。償還された保有債券の再投資停止の時期も興味を持たれている。全体を通じて、金融政策の正常化にどの程度の前向きさを示すか注目したい。
 今回、対話の明確化が図られる可能性は低く、利上げ開始時期は曖昧なままだろうが、インフレ率など米経済は好転を続けており、金融当局者は態度を明確化していく必要がある。ハトがハトのままであるならドル相場への影響は限られそうだ。
 
・想定レンジ上限
 ドル円の上値のめどは102.67円。日足・一目均衡表の雲の上限が位置している。
 
・想定レンジ下限
 ドル円の下値のめどは200日移動平均線が推移する101.61円付近。
 
 
XEMarkets 口座開設