【トレードイメージ】ドル/円 高値警戒感ある株価動向を注視

2014年06月11日 19:17

ドル円は102.02円まで下げ幅を広げ、2日以来の大台割れへ近づいた。本日もNYタイムでは目立った経済指標の発表はなく手掛かりは限られるだろう。明日に米小売売上の発表を控えていることもあり、積極的な取引は見送られるかもしれない。ただ世界銀行が、今年の世界成長率見通しを1月時点の+3.2%から+2.8%へ引き下げことが蒸し返されて、株価が調整色を強めるよなら、ドル円が下げ幅を広げる展開もあるだろう。
 
・想定レンジ上限
 102.50円付近で推移する日足一目均衡表・雲の下限。その上は、4日高値102.80円が節目となる。
 
・想定レンジ下限
 102.00円付近で下値を切り上げる21日線が目先意識される水準。この水準を割り込んでくれば、200日移動平均線が位置する101.56円付近を目指すことになるか。