【トレードイメージ】ドル/円 週末で動意乏しい、イベントは限定的

2014年06月20日 19:16

本日のドル円はやや円安に振れつつも、方向感はかなり薄い。昨日のNYクローズからの値幅は30銭程度だ。この後、株価や米利回りが動意付けばドル円にも影響が現れるかもしれないが、週末要因から欧州勢の動意は鈍く、NY勢の参入で値動きが盛り上がる場面があるとは思えない。ドル円は足元の水準で小動きを続けるのではないか。
 値動きを求めるなら加ドルか。本日は加消費者物価指数(CPI)が発表予定だ。加コアCPIは落ち着いているものの、総合では加速が鮮明となっている。米国と同様に正常なインフレ水準へと回帰しつつあり、結果次第では加金融政策に対する思惑を強めるだろう。
 
・想定レンジ上限
 ドル円の上値のめどは今週18日高値の102.38円。
 
・想定レンジ下限
 ドル円の下値のめどは200日移動平均線が推移する101.64円。
 
 
XEMarkets 口座開設