【トレードイメージ】ドル/円 米指標注目も、明日からのイベントで様子見か

2014年08月19日 19:49

本日のドル円は102円半ばでもみ合い。先週から102円台での小幅な上下が続いている。地政学リスクへの警戒感が後退したことを好感し、アジア・欧州株は堅調な動きとなったものの、為替相場ではリスク選好の円売りはさほど強まっていない。FOMC議事要旨、ジャクソンホール・シンポジウムを控え、様子見ムードが広がっている。
 
本日のNYタイムでは、米7月消費者物価指数や同住宅着工件数などやや注目度の高い経済指標の発表が予定されているが、市場の関心はジャクソンホールでのイエレンFRB議長の基調講演。一部では、金融政策運営に前向きなコメントを期待する声もあるが、慎重な姿勢を続ける可能性が高いと見ている。また、米長期債利回りがここ1年間の最低水準で推移し続けており、ドル円の大幅な上昇は期待できそうもない。
 
・想定レンジ上限
 ドル円の上値めどは5日の高値102.93円。その上が7月30日の高値103.15円。
 
・想定レンジ下限
 ドル円の下値めどは日足一目・転換線の102.12円や、90日移動平均線の102.02円。
 
 
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