【トレードイメージ】ドル/円 本日の米経済指標に面白みはない

2014年03月25日 19:58

ドル円は102円前半で相変わらず方向感がない。米2年債利回りが高止まりを続けるなかで下値は限定的であり、同利回りが一段と上昇していくならドル円を押し上げるだろう。ただ、本日発表される米経済指標で、どれだけ米利上げ観測が補完されるのか疑問である。月末・四半期末で短期筋を中心とした投資家の反応は見極めにくい。来週の米雇用統計まで活気のある値動きはおあずけとなる可能性はあるだろう。季節的なフローから値動きが発生するかもしれないが、手がかりやテーマを当てはめて眺めるような状況ではないと思われる。ドル安・円高に振れるなら逆張りで向かっていくことも選択肢ながら、積極性がすぐに報われるとは考えにくい。
 
・想定レンジ上限
 目先の上値めどは先週19日高値102.69円。この水準には本邦輸出の売りが観測されており重い価格帯だ。上抜けば103円台が見える。
 
・想定レンジ下限
 先週21日の安値102.01円が下値めど。これを下抜けても101.80円付近は堅そうだ。