【トレードイメージ】ドル/円 方向感なく、102円台での推移が続くか

2014年06月09日 19:24

ドル円は102円半ばで振幅。先週末の米雇用統計は底堅い内容だったが、米長期金利の反応は鈍く、米国の早期利上げ期待は強まらなかった。ドル円は、下方向の固さは見受けられるが上値を追っていく感じでもなく、102円台でやや方向感を失っている。今日は、手掛かりとなりそうな経済指標の発表がないことから、ドル円は株価・米金利動向を眺めながらの展開が見込まれるが、足元のレンジを越えるような動きにはつながりづらいだろう。
 
・想定レンジ上限
 ドル円は4日高値102.80円が上値めど。その上が5月2日の高値103.03円。
 
・想定レンジ下限
 ドル円は日足一目均衡表・転換線が推移する102.12円付近が下値めど。この水準を割れれば、200日移動平均線が位置する101.52円付近を目指すことになるか。ただ、同水準では押し目を買い拾う動きが強まりそうで、ドル円の下げ幅は限られるだろ。