【トレードイメージ】ドル/円 手がかり乏しく、102円台でのレンジ相場か

2014年08月18日 19:05

本日のドル円は底堅い動きとなるも、上値の重い地合いは変わらずで、今のところ戻りは102円半ばにとどまっている。ウクライナ情勢をめぐる警戒感が緩んだことで、欧州の主要株価は反発し、先週末の下げを取り返す動きとなったが、リスク選好の円売りは限定的。
 
本日のNYタイムでは、主な経済指標や注目の経済イベントは予定されておらず、米株や米長期債利回りの動向を眺めながらの展開となりそうだ。手がかりが乏しいことから、NYタイムでも先週の102円半ばを中心とした102円台でのレンジ相場が継続しそうだ。また、明日以降にFOMC議事要旨、ジャクソンホール・シンポジウムを控えていることも、様子見ムードを強めそうだ。ウクライナ情勢を背景に、欧州を始めとする世界景気減速への懸念も出ており、足もとでは安全資産とされる主要国長期債の利回りの低下基調が続くと見られる。ドル円の103円復帰はまだ先になるか。
 
・想定レンジ上限
 ドル円の上値めどは15日の高値102.72円や5日の高値102.93円。
 
・想定レンジ下限
 ドル円の下値めどは15日の安値102.13円。その下が90日移動平均線の102.01円。
 
 
XEMarkets 口座開設