【トレードイメージ】ドル/円 動意づいても短期的か

2014年06月02日 19:29

ドル円は先月21日に100.81円をつけた後の反発基調を続け、足元では102円ちょうど付近でしっかり。日経平均株価は各国株高に追随してようやく底堅くなっており、夜間取引の大阪225先物は4月7日以来に1万5000円の大台を回復した。
 本日は米5月ISM製造業景況指数や米4月建設支出の発表を控えているものの、米利上げ開始時期に関するヒントを与えるような経済指標ではない。強弱でドルの売買が活気づくような展開は想定しにくい。ただ、株高の支援材料にはなり得るため、円の売買には結びつくか。週末の米雇用統計を眺めるうえで、米ISM製造業景況指数の内訳の雇用指数はおさえておきたい。
 
・想定レンジ上限
 ドル円は102円半ばを中心に売りが厚いため、102.50円付近を上値めどとする。
 
・想定レンジ下限
 ドル円の下値めどは、先週末安値の101.48円。米長期債利回りの低下は一巡しており、下値不安は後退している。