【トレードイメージ】ドル/円 インパクトあるイベントに欠ける レンジ継続か
2014年06月23日 19:21
ドル円は101円後半で推移。ユーロ圏各国の景況感指数の下振れや、欧州株安を受けた円高圧力でロンドンタイムからは売りが優勢。ただ、直近の102円を挟んだ膠着感の強いレンジ相場を継続させており、短期的な上下はあるが方向感は依然として乏しい。値動きの少ない時間帯が長いため、移動平均線をはじめとした主要なテクニカルラインも自ずと同水準に密集している。NYタイムでは米5月シカゴ連銀全米活動指数や同中古住宅販売件数の発表があるが、インパクトの大きなイベントになるとは考えづらく、株価や債券市場の動向に振らされながらもトレンドを見極めにくい推移が続きそうだ。
・想定レンジ上限
ドル円は90日移動平均線102.23円前後が目先の上値めど。超えれば18日高値102.38円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは200日移動平均線が推移する101.65円付近や、12日安値101.60円。