【トレードイメージ】ドル/円 流動性は低下、売買見送りが妥当

2014年10月13日 19:27

ドル円は107.06円まで調整が進んだ。先月半ばに一時的にもみ合った水準である106円後半から107円前半の価格帯がサポートとなっているようで、本日の安値から離れる動きとなっているが、値幅面での調整が十分に進んだ印象はまだない。8月安値と10月高値の38.2%押しが106.81円であり、せめてこの水準程度まで調整しないと達成感が高まりにくいと思われる。
 
足元では、ドル高の調整と、世界的な景気不安を背景としたリスク回避のドル買い・円買いが交錯している。テーマ性は乏しい。本日のNYタイムはコロンブス・デーのため流動性が薄く、積極的に仕掛ける局面ではなさそうだ。
 
・想定レンジ上限
 ドル円の上値めどは、108.30円付近。厚めの売りオーダーが観測されている。
 
・想定レンジ下限
 ドル円の下値めどは上述した38.2%押しである106.81円。
 
 
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