FXスキャルピング ティックチャートを駆使したプライスアクショントレード入門

FXスキャルピング ティックチャートを駆使したプライスアクショントレード入門

 

無限の可能性に満ちたティックチャートの世界!
FXの神髄であるスキャルパー入門!

10ティックをかすめ取れ!
FXトレーディングの神髄――魅力あふれるスキャルピングの世界

本書は、プロのスキャルピングの世界をFXトレーディングの初心者でも分かりやすく掘り下げて紹介した手引書である。日中のトレード戦略を詳細につづった本書は、多くの70ティックチャートとともに読者を魅力あふれるスキャルピングの世界に導いてくれる。そして、あらゆる手法を駆使して、世界最大の戦場であるFX市場で戦っていくために必要な洞察をスキャルパーたちに与えてくれる。

FX市場は、大金を儲けようとする用意周到な人たちは歓迎するが、事前の準備や勉強ができていない人に対しては過酷な世界である。簡単ですぐに儲かると思ってこの世界に挑んできた人たちは、早ければ数日以内に退場するはめになるかもしれない。そのとき初めて負け組の思い知るのが、勝ち組の利益をもたらしているのはマーケットそのものの動きではなく、自分たち負け組の損失だということだ。

FXスキャルパーに適切な教育が必要だということに疑問の余地はない。しかし、どこからどのように始めればよいのだろうか。トレーディングの基礎を教える書籍・教科書はたくさんあり、初心者にFXトレーディングの世界をざっと見せることはできる。しかし、スキャルピングについてこれほど高いレベルまで踏み込んで、初心者の心をとらえるように書かれた本はあまりないだろう。本書の目的はただひとつ――スキャルピングというビジネスの本当の姿を紹介することなのである。本書は、さまざなまことに注意を払いながらも分かりやすく段階を踏んで次のようなことを教えてくれる。

 

3,990円 (税込) 国内送料無料です。カードも手数料無料です。

 

 

  • プライスアクションの原則とセットアップの見つけ方
  • 「仕掛けと手仕舞い」と「目標値とストップの置き方」
  • 優位性(エッジ)と確率
  • 有利なチャートと不利なチャート、切りの良い数字のレンジ、大口プレーヤーによるワナ
  • 感情がもたらす愚行や恐怖
  • わずかな利益率でも資金を少しずつ増やしていく方法
■著者紹介

ボブ・ボルマン(Bob Volman)
1961年生まれで、自己資金のみを運用している独立系のトレーダー。本書は、短期チャートの読みと分析に高度な技術を有するボルマンがスキャルピング戦略についてすべての知識と技を紹介したものである。プロのトレーダーになることを目指し、これからの試練に向けてできるかぎりの準備をしておきたいトレーダーに向けて書かれている。本書は情報の宝庫であり、ここにはトレーディングの世界で実際に戦っている人、つまりプロのスキャルパーにしか分からないテクニックと知見が披露されている。

 

■目次

監修者まえがき
序章

第1部 スキャルピングの基本

第1章 通貨トレード
第2章 ティックチャート
第3章 仕事としてのスキャルピング
第4章 目標値とストップと注文
第5章 確率の原則

第2部 仕掛け

第6章 セットアップ
第7章 DD――ダブル同時線ブレイク
第8章 FB――ファーストブレイク
第9章 SB――セカンドブレイク
第10章 BB――ブロックブレイク
第11章 RB――レンジブレイク
第12章 IRB――インサイドレンジブレイク
第13章 ARB――アドバンストレンジブレイク

第3部 トレード管理

第14章 転換点のテクニック

第4部 トレードの選択

第15章 不利な状況

第5部 資金管理

第16章 トレードサイズ
第17章 注意事項

用語集

 


監修者まえがき

本書はボブ・ボルマンが、外国為替(FX)取引のスキャルピング手法について書いた“Forex Price Action Csalping”の邦訳である。こうした極めて短期の時間枠によるFX取引が個人投資家にも可能になったのは、私のような年配の人間から見ると大変感慨深いものがある。いまや機会という意味では、機関投資家と個人投資家との間に差はないようだ。

ここで解説されているのは、主としてトレンド方向に沿って裁量でトレードする手法である。ボルマンはテクニカルなパターンにさまざまな名前を与えてそのコンセプトを分かりやすく工夫した。これらはすべて価格変動(プライスアクション)のみに基づいたものであり、それゆえこの手法の利用者にとって、市場のファンダメンタルズに関する知識は最小限でよいことになる。マクロ的な知識や情報では、個人投資家は機関投資家にかなわないことを考えると、それは極めて賢明な選択といえるだろう。