NY株式概況 大幅続落 高値警戒感が続く ウォルマート決算も嫌気
2014年05月16日 06:15
NY株式15日(NY時間16:23)
ダウ平均 16446.81(-167.16 -1.01%)
S&P500 1870.85(-17.68 -0.94%)
ナスダック 4069.29(-31.34 -0.76%)
CME日経平均先物 14110(大証終比:-190 -1.35%)
きょうのNY株式市場、ダウ平均は大幅続落。最高値更新で高値警戒感が続いており、利益確定売りも出易い状況。そのような中、この日発表の一部のネガティブな経済指標やウォルマートの決算が、そのきっかけを作ったようだ。
ほぼ全面安の中、ダウ平均は一時216ドル安まで下落し、21日線の水準を下回ってきている。
ダウ採用銘柄は好決算を発表したシスコや、AT&Tを除く28銘柄が下落している。ウォルマートは2-4月期の決算が寒波の影響で冴えない内容となった。この5年間で最も小さな伸びとなっており、見通しも市場予想を下回っていた。その他、ゴールドマンやJPモルガンが軟調。
医薬品のブリストルマイヤーが商いを伴って下落。肺がん治療薬の治験で安全性が確認できなかったことを明らかにしたことが嫌気されている。アナリストの格下げも伝わっていた。
在宅医療サービスのジェンティバが急伸。病院経営のカインドレッドが買収の提案をしているが、ジェンティバ社側はそれを拒否。唯一の在宅医療サービス会社であることが評価されていないとしている。
ナスダックも続落。好決算を発表したシスコは大幅高となったものの、その他の主力ハイテク株が売りに押されている。
ネットフリックスやアマゾンは米連邦通信委員会が発表した新たな規制が悪影響を及ぼすとして売りが優勢となった。
ブリストルマイヤー 48.93(-3.19 -6.12%)
ジェンティバ 13.83(+5.29 +61.94%)
カインドレッド 24.32(+2.40 +10.95%)
アマゾン 295.19(-2.43 -0.82%)
アップル 588.82(-5.05 -0.85%)
グーグル 519.98(-6.67 -1.27%)
フェイスブック 57.92(-1.31 -2.21%)
ツイッター 32.77(-0.08 -0.24%)
テスラ 188.59(-2.03 -1.06%)
ダウ採用銘柄
J&J 100.69(-0.18 -0.18%)
P&G 80.53(-0.64 -0.79%)
デュポン 66.83(-0.89 -1.31%)
ボーイング 131.21(-1.78 -1.34%)
キャタピラー 104.99(-1.54 -1.45%)
ユナイテッド 115.70(-1.62 -1.38%)
ビザ 207.45(-2.41 -1.15%)
ナイキ 72.94(-0.64 -0.87%)
GE 26.60(-0.16 -0.60%)
3M 140.98(-0.62 -0.44%)
エクソンモビル 100.78(-1.51 -1.48%)
シェブロン 123.81(-1.54 -1.22%)
コカコーラ 40.52(-0.37 -0.90%)
ディズニー 80.15(-0.77 -0.95%)
マクドナルド 102.50(-0.53 -0.51%)
ウォルマート 76.83(-1.91 -2.43%)
ホームデポ 76.24(-0.07 -0.09%)
JPモルガン 53.51(-0.85 -1.56%)
トラベラーズ 92.37(-0.28 -0.30%)
ゴールドマン 156.64(-2.81 -1.76%)
アメックス 87.60(-0.86 -0.97%)
Uヘルス 76.48(-0.69 -0.89%)
IBM 186.46(-2.26 -1.20%)
AT&T 36.52(+0.13 +0.36%)
ベライゾン 47.96(-0.05 -0.10%)
マイクロソフト 39.60(-0.64 -1.59%)
インテル 26.01(-0.32 -1.22%)
ファイザー 29.06(-0.04 -0.14%)
メルク 55.89(-0.48 -0.85%)
シスコ 24.18(+1.37 +6.01%)