NY株式概況 イエレン証言を受けダウ反発 ネット株への売りでナスダックは下落
2014年05月08日 06:09
NY株式7日(NY時間16:28)
ダウ平均 16518.54(+117.52 +0.72%)
S&P500 1878.21(+10.49 +0.56%)
ナスダック 4067.67(-13.09 -0.32%)
CME日経平均先物 14210(大証終比:+140 +0.99%)
きょうのNY株式市場、ダウ平均は反発。この日のイエレンFRB議長の議会証言で、早期利上げには慎重な姿勢が示されたことがサポートした。また、ロシアのプーチン大統領が東ウクライナの住民投票の延期を要請したと伝わったことで、ウクライナ情勢への警戒感が一服していたこともフォローとなった。
ただ、インターネット関連株の下げが激しく、強いムードは感じられなかった。
ダウ平均は一時マイナスに転じる場面も見られたが、16500ドル付近まで戻している。
ダウ採用銘柄ではユナイテット・ヘルスやアメックスプ、ビザが上昇。一方、メルクやファイザー、そして前日決算を発表したディズニーが売られている。
インターネットサービスのAOLが大幅安。買収した動画広告プラットフォームが貢献し、売上高は予想を上回ったものの、買収に伴うのれん代がかさみ利益は減少した。
一方、ナスダックは続落。フェイスブックやアマゾンなどインターネット関連株の下落がハイテク株全般に波及している。
ヤフーが下落。同社が大株主となっている中国のアリババが、米市場へのIPO申請を行ったが、申請された企業価値が市場の見込みよりも低かったことが嫌気されている。
自然食品スーパーのホールフーズが大幅安。前日発表の決算で、他社との競争激化から今年の既存店売上高を下方修正したことが嫌気されている。アナリストの格下げも相次いだ。
AOL 34.85(-9.05 -20.62%)
ヤフー 34.07(-2.42 -6.63%)
ホールフーズ 38.93(-9.02 -18.81%)
アップル 592.33(-2.08 -0.35%)
グーグル 509.96(-5.18 -1.01%)
フェイスブック 57.39(-1.14 -1.95%)
ツイッター 30.66(-1.19 -3.74%)
テスラ 201.35(-5.93 -2.86%)
ダウ採用銘柄
J&J 100.91(+1.40 +1.41%)
P&G 82.09(+0.96 +1.18%)
デュポン 68.05(+0.86 +1.28%)
ボーイング 130.35(+0.25 +0.19%)
キャタピラー 104.62(+0.75 +0.72%)
ユナイテッド 116.91(+0.90 +0.78%)
ビザ 208.70(+3.34 +1.63%)
ナイキ 72.18(-0.07 -0.10%)
GE 26.53(+0.34 +1.30%)
3M 141.14(+1.85 +1.33%)
エクソンモビル 103.11(+0.44 +0.43%)
シェブロン 126.23(+1.26 +1.01%)
コカコーラ 40.91(+0.42 +1.04%)
ディズニー 80.29(-0.74 -0.91%)
マクドナルド 101.96(+1.01 +1.00%)
ウォルマート 77.96(+0.43 +0.55%)
ホームデポ 77.08(-0.34 -0.44%)
JPモルガン 54.05(+0.71 +1.33%)
トラベラーズ 91.07(+1.19 +1.32%)
ゴールドマン 155.52(+0.98 +0.63%)
アメックス 87.98(+1.78 +2.06%)
Uヘルス 77.91(+2.65 +3.52%)
IBM 189.30(+0.37 +0.19%)
AT&T 35.76(+0.27 +0.76%)
ベライゾン 48.10(+0.63 +1.33%)
マイクロソフト 39.40(+0.34 +0.87%)
インテル 26.36(+0.16 +0.61%)
ファイザー 29.02(-0.15 -0.51%)
メルク 55.84(-1.27 -2.22%)
シスコ 22.87(+0.15 +0.66%)