NY株式概況 反落 シリア懸念根強く売り優勢 ケリー発言で上下動する場面も

2013年08月31日 06:08

NY株式30日(NY時間16:23)
ダウ平均   14810.31(-30.64 -0.21%)
S&P500    1632.97(-5.20 -0.32%)
ナスダック   3589.87(-30.44 -0.84%)
CME日経平均先物 13340(大証終比:-10 -0.08%)

30日のNY株式市場、ダウ平均は反落。英議会の否決もあり一服はしているものの、シリア懸念は根強く売りが優勢となった。

ケリー米国務長官から、シリアへの軍事介入を正当化する根拠などが示されていたが、限定的な軍事行動となり、イラクやアフガニスタンのように無制限にはならないとも述べていた。この発言で上下動する場面も見られたが、きょうは反落して終えている。

この日発表になった米経済指標は強弱まちまちで反応は限定的。明日から3連休となり、きょうは月末と週末が重なったことから全体的には動意薄の展開となっている。

ダウ採用銘柄ではアルコアやボーイング、ユナイテッドヘルスが下落。一方、ウォルマートやP&Gが上昇している。

ソフトウェアのセールスフォースが大幅高。決算や見通しが好調だったことが好感されている。前月買収したイーメールでのマーケティングツールを提供するエクザクト・ターゲットに対する顧客からの引合いが強いと述べたことも好感されている。

資源開発のアパッチが商いを伴って上昇。エジプトの関連会社の株式33%を中国石油化学工業開発に31億ドルで売却することで合意したことが好感されている。

ナスダックも反落。テスラを除く主力株は総じて軟調。

 

セールスフォース 49.13(+5.48 +12.55%)
アパッチ 85.68(+7.04 +8.95%)

アップル 487.22(-4.48 -0.91%)
グーグル 846.90(-8.53 -1.01%)
フェイスブック 41.29(+0.01 +0.03%)

ダウ採用銘柄
J&J       86.41(-0.16 -0.18%)
P&G       77.89(+0.58 +0.75%)
デュポン     56.62(-0.04 -0.07%)
ボーイング    103.92(-1.01 -0.96%) 
キャタピラー   82.54(+0.01 +0.01%) 
ユナイテッド   100.10(-0.36 -0.36%) 
アルコア     7.70(-0.11 -1.41%) 
HP        22.34(-0.18 -0.80%) 
GE        23.14(+0.03 +0.13%) 
3M        113.58(+0.26 +0.23%) 
エクソンモビル  87.16(-0.11 -0.13%) 
シェブロン    120.43(+0.06 +0.05%) 
コカコーラ    38.18(+0.08 +0.21%) 
ディズニー    60.83(-0.25 -0.41%) 
マクドナルド   94.36(-0.50 -0.53%) 
ウォルマート  72.98(+0.55 +0.76%)
ホームデポ   74.49(-0.56 -0.75%)
JPモルガン   50.53(-0.17 -0.34%)
トラベラーズ     79.90(-0.35 -0.44%)
バンカメ     14.12(-0.05 -0.35%)
アメックス    71.91(-0.31 -0.43%) 
Uヘルス     71.74(-0.70 -0.97%)
IBM      182.27(-0.37 -0.20%)
AT&T      33.83(+0.18 +0.53%)
ベライゾン   47.38(-0.44 -0.92%)
マイクロソフト  33.40(-0.15 -0.45%)
インテル     21.98(-0.08 -0.36%)
ファイザー   28.21(+0.11 +0.39%)
メルク      47.29(+0.19 +0.40%)
シスコ      23.31(-0.14 -0.60%)