NY市場ドル円は水準維持も上値は重い 下値は97.75付近が意識か
2013年09月26日 01:05
きょうのNY市場はドル売り優勢といったところだが、ドル円は98円台後半の水準は維持されている。クロス円が上昇しており、円安の動きがドル円をサポートしている模様。本邦勢の月末、中間期末に絡んだ円売りも観測されている。
ただドル円は、米国債利回りの下げも続き、テクニカル的にも10日線と21日線のデットクロスも示現しており、98円台後半から99円の抵抗は強いようだ。
下値目標としてはボリンジャーバンド下限(21日・2標準偏差)が97.75付近に来ており、フィボナッチ61.8%戻しの水準もその付近にある。一方で、97.75より下には大量のストップが置かれているとの観測も出ている。