NY市場 週末を挟んであまりショートを持ち越したくない意向も

2013年10月04日 23:58

ドル円は97円台前半での推移となっている。米財政協議は依然として混沌としている中、前日に引き続き一時96円台に下落する場面も見られた。ただ、米株や米国債利回りがプラスで推移していることもあり、ドル円も97円台は維持されている。96.80付近までに準政府系など本邦勢の買いオーダーも並んでいるようだ。
 
もし、米財政協議に進展が見られ、政府機関の閉鎖が解除されれば、とりあえずドル買い戻しも想定される。短期筋としては週末を挟んでショートポジションをあまり持ち越したくない意向もあるように思われる。
 
目先の上値レジスタンスとしては97.25/30水準が意識される。
 
東京時間には決定会合後の黒田日銀総裁の会見などがあったが、特に反応はなく、市場の焦点は米財政協議の行方に集中している模様。