NY市場 議事録にドル買いの反応 ただ、動きは一時的か

2013年10月10日 03:36

先ほど公表されたFOMC議事録を受けて、ドル買いが強まっている。ドル円は97.64近辺まで一時上昇。
 
QE縮小を決めれば金融環境を不必要に引き締めると、金融市場の反応に神経質になっていた様子も伺えたが、大半のメンバーは年内縮小開始、2014年半ば終了が適切であると判断しており、ドル買いの反応に結びついたようだ。
 
しかし、米財政協議が難航する中、この時のFOMCと現在とでは、幾分経済状況が違うとも思われ、ドル買いの動きは一時的になる可能性も留意したい。