NY市場 弱い米雇用統計も、ユーロ買い戻しの機運までは高まらず
2013年09月07日 00:47
ユーロドルは先ほどから上げ一服となっているものの、買い戻しの動きは続いている。ただ、1.32台には今のところ慎重なようだ。
オバマ米大統領がシリアへの軍事オプション行使に執念を見せているようで、有事のドル買いのシナリオも想定されるからだろう。
また、この日発表になった7月のドイツ鉱工業生産が、前日の製造業受注に引き続き、予想を大きく下回る弱い内容となったこともユーロを圧迫している。このところのユーロ圏の指標は回復の兆しが出ていることもあり、少し気掛かりな内容ではある。
米雇用統計が失望的な内容だったからと言って、ユーロを積極的に買い戻す機運までは高まっていないようだ。