NY市場 ユーロドル、リバウンドのサインも信頼感は薄いか

2013年07月16日 00:08

ユーロドルは1.3040近辺での推移。きょうはロンドン時間からNY時間にかけて売り優勢の展開となり、1.30を割り込む場面も見られたが、NY時間の朝方発表になった米小売売上高が予想ほど強くなかったことで、下げ渋る動きとなっている。

上値は重いものの1.30台を死守しているユーロドルだが、先週のバーナンキ講演以降、米早期QE縮小開始への期待感が後退しており、きょうの米小売売上高もその期待を裏付ける内容となったことから、ドル高が一服しており、ユーロドルをサポートしている。

1.30台をサポートされ続けていることで、テクニカル的にはリバウンドのサインが一部出始めている。しかし、QE縮小開始期待が後退したとはいえ、時期の問題だけで、縮小の方向には変化はない。一方でECBは追加緩和の可能性も依然として残しており、金融政策は真逆のバイアス。例えユーロドルがリバウンドしたとしても、自律反発の範囲に留まり、上げは続かないことも予想され、テクニカル的サインへの信頼感は薄いのかもしれない。