NY市場 ドル円は100円台を維持 一部には明日の米雇用統計への期待も

2013年09月06日 03:16

NY時間の午後に入ってもドル円は100円台を維持している。米10年債利回りは2.98%台まで上昇しており、心理的節目の3%を伺う動き。また、ダウ平均も伸び悩んではいるもののプラス圏を維持しており、ドル円をサポートしている模様。

きょう発表になった新規失業保険申請件数やISM非製造業景気指数が強い内容となったことで、今月のFOMCでのQE縮小開始期待が高まっている状況。ただ、それについては明日の米雇用統計次第といったところだろうが、一部にはきょうのISM指数の構成要素である雇用指数の強さから、明日の米雇用統計の非農業部門雇用者数の増加幅は20万人を上回る可能性もあるとの強気な見方まで出ているようだ。しかし、この指標ばかりは開いてみないと分からない指標の一つではある。

【米雇用統計】
*失業率(8月)6日21:30
予想 7.4% 前回 7.4%
*非農業部門雇用者数(8月)21:30
予想 180千人 前回 162千人(前月比)