NY市場 ドル円、97.50水準で一旦サポート 買いオーダーも多数観測

2013年09月30日 23:34

NY時間に入ってややドル売りも一服しており、ドル円も97.70近辺で推移している。米財政協議が難航しており、米政府機関の一時閉鎖が現実味を帯びて来る中、景気の先行き不安感から、市場にはリスク回避の雰囲気が強まっている。
 
円高の動きも手伝ってドル円は一時97.50近辺まで値を落とした。完全に下向きの流れを強めている格好だが、97.50付近には輸入企業など買いオーダーも多数観測され、現状はサポートされている。
 
きょうは月末と期末が重なるということもあり、日本時間0時のロンドン・フィキシングではそれに絡んだ実需の売買も観測されている模様。