NY市場 ドル円、神経質ながら下値は堅いか 手がかりは米ISM
2013年09月03日 22:33
NYタイム序盤のドル円は99.50円付近で推移。ロンドン午前はイスラエルと米国のミサイル発射実験に関する報道が錯綜したことで、中東地域における地政学的リスクから神経質になる場面もあったが、ドル円の値幅は今のところ50銭程度にとどまっている。懸念は尽きないとしても、円安・ドル高の流れに底堅さも感じられた。クロス円もしっかりと推移しており、ユーロ円は131円ちょうど付近、ポンド円は154円後半、豪ドル円は90円ちょうど付近で取引されている。
この後は米ISM製造業景況指数の全体の結果や内訳の雇用指数に注目。前回7月分の雇用指数は54.4へ急回復しており、2カ月連続で強い数字が現れるか確認しておきたい。