NY市場 シェールガスで協議加速を指示

2013年09月25日 01:48

ドルカナダは1.0300付近での推移となっている。この日発表になったカナダの7月の小売売上高が予想以上に強い内容だったことから、カナダドルは買いが強まる場面があったものの、反応は一時的なものに留まっている。ただ、欧米中銀が緩和姿勢を継続していることから、ドルもユーロも買えない中、資源国通貨への資金の流れもあるようだ。反応は一時的だったが、この日の小売売上高の強さは、減速していたカナダ経済のリバウンドも期待できる内容ではある。今週は7月の月次のGDPが発表される予定だが、期待される。
 
安倍首相がカナダを訪問しており、ハーパー首相との会談で、シェールガスの早期輸出を目指し、エネルギー担当閣僚間の協議加速を指示することを確認した。
 
カナダ円は円高の動きから一時95円台半ばまで下落していたが、円高の動きも一服しており、現在は96円手前まで戻す動き。