NY市場 イタリア中銀幹部 景気回復兆候を確認
2013年08月24日 03:05
この日発表になった米住宅指標が予想外に弱い内容となったことで、ユーロドルは買い戻しが強まり、一時1.34台まで上昇した。アジア系中銀の売りオーダーも観測され、1.34台での推移は続かなかったものの、1.3390近辺としっかりした動きは続いている。
このところユーロ圏の景気回復期待が強まっており、また、新興国経済への不振感も高まる中、ユーロへの見直し買いが続いている。
イタリア中銀幹部のロッシ氏が講演の中で、長い低迷を抜けて、景気に初めて緩やかな回復の兆候が見られると述べていた。少なくとも下落の動きは止まっていることが、様々なデータから確認されているという。