NY市場 ひとまず安心感 円安の動き続く

2013年10月11日 04:24

NY時間の後半に入って、ドル円は98円台前半での推移が続いている。先ほどの米30年債入札が強い内容だったことで、米国債利回りは上げ幅を縮小する動きとなっているが、ドル円への影響は限定的となっている。
 
米財政協議に進展が見られていることで、米株も大幅反発しており、円安の動きがドル円をサポートしている。ユーロ円や豪ドル円などクロス円も一本調子の上げとなっており、円相場は円安の動きが強まっている。
 
米共和党はオバマ大統領に対して、付帯条項なしの6週間の債務上限引き上げ法案を提示する方向になっており、オバマ大統領も調印する意向だ。
 
単なる6週間だけの先延ばし法案で、根本的な解決には至っていないが、ひとまず市場には安心感が広がっている。