NY原油・23日 続伸、ドル安進むなかで割安感が台頭

2013年08月24日 05:46

NYMEX・WTI10月限:106.42ドル +1.39

 NY原油10月限は続伸。米7月新築住宅販売件数が市場予想の48.7万件に対し39.4万件となり、順調に回復していた米住宅市況のなかにあって、著しく弱い内容が示されたことから、9月の米量的緩和(QE)縮小期待の後退も手伝ってドルは大きく売られた。よって、ドル建てで取引される原油には割安感が台頭し上昇することとなった。中心限月である10月限はもみ合いを続けた後は一気に上昇幅を広げ106.94ドルを示現。その後は伸び悩んだものの比較的しっかりとした推移を続けた。終値は1.39ドル高の106.42ドル