LDNFIX=ECB総裁がインフレ下振れに言及、ユーロ下落

2014年11月18日 01:14

NY序盤は、ドラギECB総裁がインフレの下振れリスクに言及したことなどを受け、ユーロが下落した。ユーロドルは1.2446ドルまで水準を下げ、ユーロ円も145円付近で動きが重かった。ドラギ総裁は、「ユーロ圏経済の勢い弱く、低インフレ」「ECBはインフレ下振れのリスクに警戒が必要」、そして改めて「必要に応じて追加の非伝統的な措置を講じることで理事会は一致」との見解を示した。
 
一方でドル円は対ユーロでのドル強含みや、米長期金利が2.34%付近まで上昇したことから底堅かった。NY入りにかけては、NY連銀製造業景況指数や鉱工業生産など米指標がいずれも市場予想より弱かったことから、116円前半で上値が重かった。しかしユーロドル下落と米長期金利の上昇が重なると、116円半ばへ持ち直した。
 
他通貨はまちまち。ポンドは対ドルで1.56ドル半ばから前半へ下押した一方、ポンド円は181円後半から182円台へ持ち直した。豪ドル/ドルは0.87ドル前半、豪ドル円は101円半ばで上値が重かったものの、NZドル/ドルは0.79ドル前半の下押し水準で小動き。NZドル円には、91円後半から92円台へ持ち直す底堅さも見られた。
 
加ドルも対ドル・対円でまちまち。ドル/加ドルは1.13加ドル前半で加ドル弱含み。加ドル円は102円後半で底堅かった。NYタイム序盤に発表された加9月国際証券取引高は43.7億加ドルの流入となり、市場予想の70億加ドルより資金流入額が少なかった。
 
 

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