LDNFIX=米耐久財受注を好感したドル買いは一時的
2014年04月25日 00:38
ロンドンフィックスにかけては、ドル買いが先行した後は円買いが優勢となった。この日発表されたた米3月耐久財受注は+2.6%と、市場予想の+2.0%を上回り、輸送用機器を除いたデータも+2.0%と、予想の+0.6%から大きく上放れた。同時に発表された米新規失業保険申請件数は市場予想を上回る32.9万件となった。指標発表後は耐久財受注の結果を好感し、ドル買いが先行。しかし、米10年債利回りが2.732%まで上昇後に2.682%まで急低下したことを受けて、ドル買いの流れは後退した。ユーロドルは1.3791ドルを安値に1.3820ドル付近、ポンドドルは1.6766ドルから1.68ドル前後、豪ドル/ドルは0.9254ドルを安値に0.9270ドル付近に持ち直し、耐久財受注を好感したドル買いは一時的にとどまった。ドル円も102.65円を頭に、株安・債券高を眺めながら102.09円まで安値を更新した。
クロス円もドル円の反落につられ、軒並み足もとの安値を更新。ユーロ円は141.18円、ポンド円は171.48円、豪ドル円は94.56円、NZドル円は87.46円まで下押した。