LDNFIX=小動き、週明けのNY勢の活性も低い

2014年05月06日 00:32

ロンドンフィックスにかけての為替市場は小動き。ゴールデンウィーク期間中の東京市場がこどもの日で休場、英国がアーリー・メイ・バンクホリデーの祝日と市場参加者は限定的で、週明けのNY勢の活性も低かった。
 発表された米4月ISM非製造業景況指数は市場予想を上回った。米長期債利回りはやや上昇し、下落して始まった米株価指数は下げ幅を削ったが、為替市場の反応は軽微。先週末の強い米雇用統計でさえ早期利上げ観測を背景としたドル高の流れを作れなかっただけに、米経済指標の強弱に対応するロジックが見いだせなくなっている。
 ドル円は102円ちょうど付近でもみ合い。102円割れの水準は引き続き底堅く、ウクライナの暫定政権と親ロシア派の衝突が続いているなかでもリスク回避の円買いは続いていない。ユーロ円は141円半ば、ポンド円は172円前半、加ドル円は93円ちょうど付近、豪ドル円は94円半ばへと水準を切り上げた。円買い優勢の展開は後退している。
 ユーロドルは1.38ドル後半、ポンドドルは1.68ドル後半で小動き。先週末のNYクローズ水準を維持している。ドル/加ドルは1.09加ドル半ば、豪ドル/ドルは0.92ドル後半でもみ合い。